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『博打尾コ−スの島々』     眼下の 絵の島と似島(左後方)           撮影 Nakano



龍年、 初の例会です。

8時30分に宮島側桟橋前に集合。
すぐ桟橋前広場の山側の要害山へ移動して打ち合わせなど行い、ストレッチが済むと
出発です。(9:00前)

今回は博打尾コ−スを登りますが、いつもの紅葉谷が起点の登り口ではなく、
要害山(丘ですが)の東端辺りを通って、杉ノ浦地区に山越えする舗装道路を10分程でしょうか
歩いた所から取り着きます。

照葉樹や松が入り混じる自然林の中の登山道です。
何本かある他の登山コ−スと違ってこのコ-スは、頂上までの距離は最も長いのですが、
その分、緩やかな登りが上まで続きます。
ずっと海に平行しているので眺望は申し分ありません。

今年は、ここ十年程を振り返っても、新年の宮島登山で最高の日和でした。
暖かくて風もなく空気は澄み渡っていました。

しばらく行くとすぐ真下に、松などに覆われた小さな島が海面にクッキリと
浮かんでいるのが見えてきます。
「絵の島」です。
そして少し遠くに安芸小富士と下高山の「似島」。

さらに進むと、
「大奈佐美島」がこれも又すぐ下に。
宮島との間の厳島海峡には40隻余りの船が、狭い海域に入り乱れています。
今ですとブリか太刀魚など釣れるのでしょうか?

おむすびのような形(栗、いやチョコレ−トか?)の「小黒神島」は、ひょっこりと目の前に現れ、
横にあったり、前に現れたりして、ずっと上の方まで視界から、途切れることがありません。


『博打尾コ−スの島々』   厳島海峡漁舟乱舞 大奈佐美島         撮影 Nakano


弥山の頂上は、相変わらず多くの人で賑わっていました。

展望台は一昨年でしたか、解体して建て替えるとの報道がありましたが、
全くその気配はなくて、多くの人が建物に上がって景色を楽しんでいました。

昼食は例年通り、 「きえずのれいかどう」の前にある求聞持堂裏手でとりました。
日差しがあって暖かく、1時間ほど取ってゆっくりします。

午後は奥の院まで足を伸ばした後、引き返して、「大聖院コ-ス分岐」を経て、再び
きえずのれいかどう」前の広場へ。
下山は紅葉谷コ−スを下ります。


『博打尾コ−スの島々』  返照の海に小黒神島(前)大黒神島(後方)   撮影 Nakano
所在地     廿日市市宮島町
歩行距離    12.5km
累積標高差  870m
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